今回は気になるEAとして3つの通貨ペアで運用するEAをピックアップしてみたいと思います。
多通貨ペアの有効性
まず多通貨ペアで動く利点としてポートフォリオ効果があります。
1つの通貨ペアが不得意な時期があっても他の通貨ペアで損失を補う、といった感じですね。
色々なEAを運用していくスタイルを1つのEAで再現することができます。
3本の矢
リリース日は2018/05/26。
【一本勝ち】で有名な開発者、CYさん作のEAです。
対応通貨ペアはGBP/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY。
日本時間22~10時をメインに動かすEAらしいです。
3通貨ペアで運用すると週に平均7回程度の取引が見込める。
トレーリングストップ機能搭載で順張りということなので、利益が出た時はドンドン伸ばしていくタイプでしょうか。
複雑なパラメータ設定は無いのでそのまま使い始める事ができそうです。
調子は良いみたいですね。
8/2にビッグトレードがあったらしく、こういうのは利益を伸ばすタイプのEAの魅力ですよね!
6月に少しマイナスが出てますが、その他の月は順調そのもの。
2019/08/11現在利用者数417名。
MultiLogicShot_EA
リリース日は2017/12/21。
F-STYLEさん作のEAです。
対応通貨ペアはUSD/JPY、GBP/USD、EUR/USD。
勝率が高くなる朝の時間帯に限定してトレードをする。
基本的なロジックはそれぞれの通貨ペアで共通だが、パラメータは各通貨で調整済み。
1回のエントリーで早めだったり、利益を伸ばしたりと3つの決済ロジックを搭載。
そのため、1回のエントリーで設定ロット数x3のロット数がエントリーされる。
ふむふむ、3つエントリーして分割決済するようなイメージなのでしょうか。
なかなか面白そうな感じですね。
不得意な時期もありそうですが、長い目で見ると右肩上がり。
こちらも4月のひと月だけマイナスですが、全体的に好調キープです。
2019/08/11現在の利用者数1,120名。
別通貨ペア(EURJPY、GBPJPY、AUDUSD)バージョンとして【MultiLogicShot_T2】もあるようです。
こちらは現在の利用者数525名。
RECOBA Triple Swing M5
リリース日は2019/04/16。
開発者はForex_TAMさん。
対応通貨ペアはGBP/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY。
少し前にすごく注目を浴びたEAです。
GBPJPY用で開発されたようですが、同一ロジックでEURJPY、AUDJPYにも対応できるとして2019/06/06に3通貨ペア対応型となりました。
ポジション保有時間は少し長いようです。
このEAを調べている時に、あ、良いな、と思ったことは、バックテストデータに有料バックテストツール「Tick Data Suite」を使用していることです。
このツールを使用すると変動スプレッドでバックテストできるので、よりリアルに近い成績となります。
私も使用しててよくある事なのですが、固定スプレッドでテストして良さそう!と思ったEAでも変動スプレッドでテストしてみると、あれれ?となることもあるのでTDS使用のバックテストの方が信頼度は高いです。
さらにこのバックテストデータはコチラよりダウンロードすることができるので、購入する前に解析ソフト「Quant Analyzer」にかけることができます。
詳しい分析や自分のポートフォリオとの相関性などを調べる事ができるのでありがたいです。
以前、このブログでもこのバックテストデータを使って検証してます。
フォワードテスト期間は4ヶ月とまだ短いですね。
今の所順調のようです。
2019/08/11現在の利用者数137名。
まとめ
私は1つのEAで多通貨ペアで運用するEAとして【勢いに乗るっす】を利用しています。
一方が悪い時に一方が助けるといった互いに補い合うのはやはりありがたいもので、その効果は実感できています。
リスク分散という意味でもオススメですね。
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