先日に引き続いて今日もEAの紹介です。
気になるEAをピックアップしていきます。
Rhino_USDJPY
miccoさん作のドル円EA【Rhino_USDJPY】です。
・対応通貨ペア:USDJPY
・使用時間足:1時間足
・TP50、SL50 (状況に応じて変化、内部ロジック決済あり)
・最大ポジション:1
「ライノ」と読むそうです。
意味は動物の「サイ」。
基本ロジックにはRCIを使用した1時間足使用のトレンドフォロー型。
値動きが穏やかな時間帯はエントリーを控え、値動きのあるときを得意としているそうですよ。
逃走モード
このEAの最大の特徴は逆行したときに発動する2つの逃走モードにあるようです。
・逃走モード1 → 反対方向へ動きそうな兆候を察知するとポジション決済
・逃走モード2 → 反対方向への急騰急落の兆候を察知するとポジション決済
ふむふむ、急落してから戻したところでポジションを切るというよりは、危なそうな動きを感知したら早々と逃げてしまおうということですね。
これにより最大SLに到達する前にポジション決済される事が多いようで、平均負け額は随分と減りそうです。
ちなみに2つの逃走モードはオン/オフが選べるそうです。
トレーリングストップのオン/オフでモード変更
もう一つの特徴としてトレーリングストップ機能のオン/オフにより2つのモードを切り替えることができるようです。
・プロフィットモード → トレーリングストップ=オフ。
トレーリングストップをオフにしているので含み益だったポジションがマイナスとなることで勝ちトレードを逃して負けになることがあるかもしれません。
しかし、勝率を抑える代わりに平均勝ち額が増えるので総合的に見てみれば利益を積み重ねていく、という感じですね。
・勝率モード → トレーリングストップ=オン
トレーリングストップ機能を使い、値動きを追従。
その結果勝率が上がるようです。
これら2つは好みに応じて選択できるようです。
他にもある良さそうな点
逃走モード、トレーリングストップの上記2点の他にも魅力的な点が沢山あります。
・始値エントリーするEAなので、バックテストとの乖離が小さい
・ボラティリティに応じてSLが変動
・ポジション保有時間制限を設定できる
・他のEAと相関性が低い
などなど、ここには書ききれません。
商品説明ページや開発者のmiccoさんのブログを拝見するとライノの魅力に溢れてて本当にワクワクします。
まとめ
個人的にエントリーした後はTP、SLまで到達するのを待つのみではなくて、何らかの形で決済ロジックを搭載したEAは大好きです。
長い時間持ち続けたポジションはエントリーしたときの優位性を保っているのか疑問に思うからです。
このEAは2つの逃走モードで逃げ足を速くしているので、そういった状況に陥る前に逃げてそうですね。
また、ポジション保有時間も設定できるので、いつ起こるか分からない急変動等に対するリスクも軽減できそうです。
また、トレーリングストップのオン/オフで勝率とリスクリワードのバランスを変えれるのは面白いですね~。
私は低勝率でもオフの方が好みかな?
皆さんはどうでしょうか、各々で設定できるのは良いですね。
一方で気になる点としてはレンジ相場の時はどういう動きをするのかです。
大きなトレンドが出ていないときにエントリーしても逃げることが多くならないのか、といった点ですね。
そもそも初めに値動きが穏やかな時間帯はエントリーを控えるとあるので、エントリーしないのでしょうか。
この辺りを見ていくのも楽しみです。
あとは公開されているバックテストをQuantAnalyzerにかけてみて思ったのは
今年2019年の利益が以前に比べて奮わないかなぁということです。
しかし今年は苦労しているEAも多く、これはこのRhinoに限らずの現象だと思うのでそれほど気にしなくても良いのかなと思います。
ゴゴジャンのフォワードです。↓
リリース日は2019/10/15、現在利用者数:13名。
まだリリースして間もないですが、この先が非常に楽しみなEAの一つです。